©Atsushi Maruyama
期日:2017年7月23日 場所:長野県富士見パノラマリゾート
天候:曇りのち小雨 気温25度 コース状況:ウエット
機材
バイク:SCOTT/スパークRC7002017 メインコンポーネント:シマノ/XTR・Di2
ホイール:シンクロスXRブースト
ハンドル、ステム、シートポスト:タイオガ
グリップ、サドル:エルゴン
サスペンション:FOX RACING SHOX /(F)32 Step-Cast 27.5 100mm CTD ADJ 1.5"taper (70pslサグ値20%)Kabolt15x110Boost コンプレッション+3 ファーム+0 (体重61kg)
サスペンション:FOX RACING SHOX/(F)32ステップキャスト27.5/100mmADJ カボルトxブースト(50psl)コンプレッション+1/(R)FOX RACING SHOXヌードトリューションスコットカスタム100-70mm(130psl)
タイヤ:IRCタイヤ/シラクチューブレスレディー27.5x2.25(1.5bar)
ヘルメット:SCOTT/セントリックプラス/ブラックRCイエロー
サングラス:OAKLEY/JAWBREAKER/Lenz Crear
バイクジャージ:ウエイブワン/レジェフィットスコットデザイン
シューズ:シマノ/SH−XC9・シマノブルー
チェーンオイル:フィニッシュライン/セラミックワックス&ウエットルブ
サプリメント:グリコパワープロダクション
レース前)エキストラバーナー、ワンセコンドHCA
レース中)クエン酸&BCAA、ワンセコンドライチ
レース後)ゴールデンタイムプロテイン、ジョイントプラス、プロスペックグルタミン
サプリメント:パワーバー
レース前)パワージェルショッツコーラ&オレンジ
レース中)パワージェル/グリンアップル&バナナ
レース後)エナジャイズ/チョコ&バナナ、プロテインバー
結果:18位
30回目を迎える全日本選手権大会。この大会に向ける意気込みはレースを走ることだけじゃなく計画的にトレーニングを積み、ブースや機材とスタッフ。山積みになったミッションを少しづつ進行させて、スタートラインに気持ちよく準備を進めていた。更にはスタッフクルーのジャージ制作や、バナーとポストカードのファンサービスも大事なミッションの一つなのだ。
へルメットとサングラスもニューカラーでリハーサルを組み上げてゆく。コースの試走は地元ホームだけに春の富士見と例年のバリエーションで連結させる。近年流れのないレイアウトになる事も十分承知だが、まさかのロックセクションとAダッシュの折り返しに唖然。既に決まった事とは言えど、世界との壁と常設の富士見を生かされていないレイアウトに何とも言えない。試走を投げ出して、ダウンヒルへ行きたいほどスピード感のない残念な気持ちだったことは言うまでもない。
それでも、決まったことに関してはやるしか無い。ライン取りやギアのタイミングなどを見てはインプットしていく。最近投入のソニーアクションカムも使い、試走を更に覚えていた。時代の便利さは偉大だ。
そして、フロントサスをステップキャストにすることで、ハンドリングの軽さとスピードの加速性能が変わっていることも武器だ。特にジャンプセクションでは加速スピードが上がり入りの速度が上がって漕ぎの軽さがあのだった。2秒から3秒の伸びがあり、タイムを短縮できるのは凄い。
決戦日の当日は、前日のゲリラ豪雨から雲は滞在してしまい降っては止みの繰り返し。珍しい富士見パターンに、引き出しを知りすぎているだけに迷いも。タイヤ選択やら準備に振り回されて会場入りしてしまった。
ユースクラスでの蜂騒動やU23、女子エリートとチーム員は全て苦戦を強いられる展開だった。実力を出せていない、皆で乗り切った練習も天気のように曇っている。今にも降り出しそうな天気を見つめ、降り出すと思った予想のレース前もギリギリまで悩まされたが、既に時間切れ。カウントを待ち構えスタートまでを集中した。
©hidehiro itou
飛び出す瞬間のブレーキ開放からの走り出す瞬間。練習で積み重ね、完成形となったスタートダッシュはペダルの脚がハマればこちらのもの。今までにないくらいのスムーズさで飛び出して加速してゆく。第一コーナーのバンクでは7位で飛び出し、久しぶりのレース感を研ぎ澄まし今日一番の走りだった。
©Atsushi Maruyama
それが不思議なくらい大失速。決してオーバーペースではなく、この大会に向けた練習は全てドライコンディション。今の最大の滑る路面にどうにも対処することが出来ず、ロック&ログでは滑り出し、ダートクリテエリアで加速。集中力が途切れ途切れになりながら、苦戦を強いられる展開となった。
©Atsushi Maruyama
順位も17位から一時は20位へと転落。どうにも空回りが続き後半戦を迎えた。ブレーキをする毎に滑り過ぎラインアウト、いつもならスピードを上げて力強く走る区間も時間だけが過ぎてゆく。
©Atsushi Maruyama
集団から少しずつ抜け出そうと加速するもスリップダウンで進まない。少し前にいるライダーを抜けば、後ろからまた違うライダー抜き去られて順位は変わらない。ボトルで受け取る数字もダブルフィードで早めのスパートとタイムアウトの戦いとなり、とにかく必死にバイクを進ませた。
©Atsushi Maruyama
ゴールは何とか完走へと持ち越し、18位でゴール。全くベストを尽くせなかった今大会は焦りと準備不足で終わってしまった。つまりは来年へと持ち越し。
チームクルーも3年目でいい形で連携を取っていただきました。
応援いただきました皆様、会場でお会い出来ました皆様、ライバルの皆様大変ありがとうございました。