2016年12月12日月曜日

全日本CXレースレポート

期日:2016年12月11日 会場:栃木県宇都宮市ロマンチック村
天候:晴れ 気温 5度 コース状況:セミウエット、芝生
機材
メインコンポーネント:SHIMANO/Di2  
ハンドル、ステム、サドル、シートポスト:Syncros
ホイール:DTスイス/RC38SPLINEcdb
サングラス:OAKLEY /JAWBREAKER
チェーンオイル: Finish line/Ceramic Wax Lube&Wet Lube
サプリメント:Grico/Powerproduction
Powerber/PowerBar Energize ベリー PowerGel Shots オレンジ エナシャイズワッフル(ベリーヨーグルト)プロテインプラス・チョコレート( レース前後)
ウォームアップ:Feedbacksports portableTrainer
ピットサポート:BIKESHOP SNEL
結果:17位
今年2度目となる日本一決定戦。移動の疲れも考慮しながら、金曜移動して前日の朝より現地へ。マキノ、野辺山、と流れは良かったものの、実はマキノのレース前に自転車以外の作業で足の小指の骨にヒビが入っているようで、疲労度合いや立ちっぱなし作業で足が浮腫むと痛みが出始める。金曜準備の際に準備のために長時間立っていたし、会場入りしてからは何気に気にしないでいたが、試走終了間際から痛みが再発・・・・。歩行もギコチナイ形で宿舎に戻り回復に専念した。翌朝はだいぶ痛みが和らぎ、出走できるようだった。ただし、試走を控えめにすることとなるべく立っていないようにローラーでコンディショニング。準備段階からスネルメンバーとのコミュニケーションから連携をして徐々にスタートは迫る。

©Hirohide  itou

早めにアップをし出したので、余裕をもたせながらスタートまでを準備してラインへ。招集エリアからもすぐ近くだったのでとてもよい流れでレースを迎えた。センター寄りの右側3列へと並ぶ。さすが宇都宮!全日本選手権と言わんばかりに観客に埋め尽くされ、選手のこちら側も興奮してくる。
©Kouji Okamoto

スタートは行きすぎず、流れで進み始めた。少し控えめすぎて後ろに追いやられそうだったが、得意のコーナーの立ち上がりでジャンプアップして定位置を決めて行く。第一関門の土手で2段目から担ぎ。キャンバーと直角コーナーからの階段を自転車がぶつかり合いながら駆け上がる。先頭は見えなくなったが、以前混戦は続く。1回目のキャンバー走行、ピット、再び戻ってきてS字のキャンバー。試走よりは滑らなくなっていたが、焦ると滑るし混戦していてはラインも狙いにくい。アウトに膨らみすぎて、ハンドルを握る拳とシューズのバックルをコンクリートの柵にヒット!痛みにこらえながらクリアする。
レース中盤は、第3集団から遅れを取る形で進む。土手登りは直角まで乗り担ぎに切り替えクリア。キャンバーは徐々に乾きかけていて周回毎に走りやすく、S字のキャンバーは依然滑るので転ばないように折り返したら跨いでクリア、登り上げは3回中1度の乗車と苦戦。その後の数回の登り返しは思わぬタイミングで足が外れてしまい、左足の外側が踏ん張れないリスクが出てきていた。

©Hirohide  itou

装着率を容易にするためにピットでバイク交換。今回からもう1セットDTホイールをご準備いただいたので、メインフレームがアルミバイクとカーボンバイクの違いだけで、それほど走りに影響しないためにバシバシ交換。連結した5秒ほどリスクを背負うが、泥詰まりのペダルを考えれば交換はプラス。手慣れたスネルピットはスムーズに送り出してくれた。
ラスト3周。既に集団走行とならないくらいに散らばり、15位前後で進む。砂の区間は抜けのよいギアを探りなら、前を行く選手の間隔を詰めよりながらピットから来る情報と周囲の応援でペダルの力を緩めることはなかった。


©Hirohide  itou

最後のゴールまで声援は止むことなく17位でレースは終了した。もどかしい怪我を理由にしたくはないが、これほどに影響するとは前回までのレースが良かっただけにショックは隠しきれない。しかしながら、これもレースであるゆえの出来事。今シーズンはこれで終了して、しばらくのオフをと取り来年へと繋げたいと思います。応援ありがとうございました!

チームスコット 松本駿

大会関連サイト:https://www.utsunomiya-cyclocross.com
Facebookファンページ:TEAM SCOTT JAPAN 

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