2017年10月10日火曜日

JCX開幕戦小貝川レースレポート

期日:2017年10月9日 会場:茨城県取手市小貝川リバーサイド
天候:晴れ 気温 5度 コース状況:セミウエット、芝生
機材
メインコンポーネント:SHIMANO/Di2  
ハンドル、ステム、サドル、シートポスト:Syncros
サングラス:OAKLEY /JAWBREAKER

©FABtroni+camera
マウンテンバイクシーズン真っ只中で、CXシーズンの開幕。ぽっかり空いたレースウィークを埋め合わせトレーニングレースとして位置付けて参戦。UCIレースと言うことでUCIポイントを獲得できればスタートランキングが良くなり、20位まで賞金が与えられる。競技が違うだけではなく、エントリー費も安く応援も多くて走る方も楽しめる。もちろん、シケインやゼッケンやルールだってバイクだって違う全く別競技。思い出しながらバイクのセッテイングを煮詰めた。

当日入りで朝の試走から始まる。夜露と最近の雨で泥区間が多い感じであるが、出走時間と走るライダー数でコースが乾いてくることは見えている。スペアの準備をしつつ、一成のサポート、リナのサポートと進めながら自分の準備を進める。2回目の試走では、かなりドライであることを確認。と、あることに気がつく。前輪タイヤのサイドにシーラント跡が。この時は何気にいたが、後で大きくレースに響いてしまうことに。

レース時間となり、スタートは3列目。広く長い直線は問題ないくらい余裕で走るが第1コーナーで詰まる。計算通りに抜けられ、混戦の集団を横目にするりと抜け出ると再び混戦で20位ぐらいでレースは始まった。得意とする細かいターンの切り返しで失速と加速を繰り返し足を使いながらも、何とか集団をごぼう抜き。一周2.5kmと短い為にあっという間に繰り返す周回は4周ほどを終えた。
©FABtroni+camera

集団は分裂しながらも、各エリアのペースが揃うグループへと入って行く。息使いが荒い山中選手や代田選手とMTB組でランデブー。して、このシーズンしか混戦しない兼子選手や窪田選手とも争う。見たことない選手もちらほら。冬場のロード競技しかしない選手とも争えない新鮮さもこの競技の独特なところだ。
©FABtroni+camera
©FABtroni+camera

レースは中盤で15位争いのパック集団。ところがだ!連続カーブを曲がった途端に前輪のエア圧が無くなってくる。と、数メーターでゼロ。気持ちだけはゼロにさせないように粘る。ピットまで少し走るだけで何とかバイク交換に。ところがチグハグだらけのバイクは、全くポジションが違うしバイクの性格も違っている。この競技にはやはり同じバイク機材が必要であることを痛感させられた。と同時に自分のミスだったことを痛感する。
©FABtroni+camera

何とか1周半でバイクは修理され再び交換。しかし、エアが足りずに再び交換。順位と気持ちも急降下して、何とか走る状況。暑さもあって、ボトルを半分だけ入れて走っていたのが幸いはしていた。それでも、ハイスペックバイクを持ち入りことでアベレージスピードを上げられ、ジャンプアップを試みる。
©FABtroni+camera
©FABtroni+camera

最終だという言葉に反応してダッシュしてゴールエリアに。ところがアンコールのラスト一周で既に意気消沈寸前・・・。80%で切られる事はなく、最終完走者として38位でゴールした。意気込んでいたレースも暑さと連戦疲れが影響してきていることが伺えるレースとなった。次回は富士見戦、下関と続く。
沢山の応援、サポート、ありがとうございました。


チームスコット 松本駿

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