2016年10月16日日曜日

富士見大会レポート


期日:2016年10月16日 会場:長野県富士見パノラマリゾート
天候:晴れ 気温 20度 コース状況:ドライ
距離:4.38km x 6Laps=26.28km
機材
メインコンポーネント:SHIMANO/XTRDi2 
ホイール:(F)Syncross XR RC BOOST110x15 (R)Syncross XR RC BOOST148x12
ハンドル、ステム、サドル、シートポスト:Syncros/FL1.0 
グリップ:Ergon GE1Slim
サスペンション:FOX RACING SHOX /(F)32 Step-Cast 27.5 100mm CTD ADJ 1.5"taper (80pslサグ値20%エアスペーサー2個)Kabolt15x110Boost コンプレッション+2 ファーム+0 (体重61kg) 
サングラス:OAKLEY /JAWBREAKER Lens/PrizmTrail 
バイクジャージ:WAVE ONE/レジェフィットチームスコットデザイン
チェーンオイル: Finish line/Ceramic Wax Lube&Wet Lube
サプリメント:Grico/Powerproduction
Powerber/PowerBar Energize ベリー PowerGel Shots オレンジ エナシャイズワッフル(ベリーヨーグルト)プロテインプラス・チョコレート( レース前後)
PowerGel トロピカルフルーツ (レース中)
ウォームアップ:Feedbacksports portableTrainer

結果:17位 タイム1:35:22(トップ差11分44秒)
一里野大会から翌週の富士見大会は、天気も一変して晴天の秋晴れ。タイヤ選択も迷わずセミスリックのG-CLAWをセットして、2日前から試走へ。実は体調を崩してしまい、風邪でダウンしていたこともありゆっくりと回復に努めていた。感じだけを崩さず、コースのイメージを作り上げる。ニューバイクの2レース目はまさしく実践を感じることにふさわしい。前回の泥レースではフロントにチェーンデバイスを取り除いていたが、初のチェーン落ちをメイク。ここだけは対策が必要と再び取り付け、リアバックの突き上げがいかに有効的に動いているかを実感。フロントチェーンリングも34Tでもグングン行けて、36Tに変えるべきかと迷うほど、通常のギアを2枚ほど重く踏めてバイクの性能が進化を確認できた。実測でも9.1Kgと軽すぎず安心できる。また、富士見のコースは、縦の動きと暴れるバイクコントロールも必要になる。そのためにサスのエア圧を少し追加せてリバウンドを全開放から2クリック締め込む。コンディショニングも良い形で決戦当日を迎えた。

今回は、スタートゴールエリアに大きく構えるチームブースと試乗ブース。ニューモデルが揃って、多くの方がやってきてくれた。他のレースも見渡せて、良い意味で自分の視野は広がり、プラスになっていった。さて、定刻通りのスタートと3列目の招集。ぽっかり前列は空いて、車輪一個分のスタートライン。ただし何時と違うグーフィースタンスだったが、ここ数年うまくいかないクリートキャッチをメイクして、漕ぎ出した。少し砂利に逸れながらも再び草のラインに進む。初めのロックログセクションまでに一桁で位置取りした。ところが、前方の選手が明らかに中切れで、抜きようがない焦りと違うラインから抜こうと試みるうちにサドルが動いてしまう。これにはどうにもフォームが崩れてしまい、キープしながらもピットイン。ピットスタッフとも連絡が行き渡らずに、工具を受け取ることができず2分以上もかかってしまった。再びスタートしてスタートに戻ると56位。気持ちを切り替えて、ここからがレースの始まりだ。
しっかりと自分のペースを刻めるよう、パスする際も声をかけながら何人パスしたか?現在の順位がわからなくなるほど抜きまくり、無駄のないように加速してゆく。掛水のない作業が減っただけ、ボトルとジェルをリズムよく交換できるようにして2周目は31位にあげた。1周目の参考にならなかったタイムもこの周から15分と少し。トップからのタイム差を気にしながらも順調に進んだ。この時期の日の陰りを考慮したサングラスもジェードのミラーからプリズムトレイルへとフィードでチェンジ。ますます駐中力を高めて、前を追った。取りづらい1回目のフィードでボトルを受け取り、2回目のフィードで一気に抜き去り3周目は27位。悪くないタイムを刻んでいるが同時にタイムアウトの80%カットエリアも気になる。
メリハリをつけながら、ペースを上げられるように努め、レースも後半に差し掛かる。応援も高まり4周目は19位で前にはメリダの竹内が見えていた。そろそろ追走も止まり始めたが、代田選手を捉えた。周囲を抜きにかかるが長年走りを心得ているからこそ、互いの得意分野で引き合うことができてペースがグングン上がる。これまでか?と思う箇所もあっさりとラインを開けてスピードは上げてペースはキープされた。ここ数年になかった互いに引き上げるレースが今走っていることが嬉しかった。ただそこはレース。そここの気持ちに埋もれずに、レース展開は終盤のラスト周回18位。勝負はここの踏ん張りだが、直線のジープロードで先頭に出られると次の登りで集中力が少し途切れてしまう。少しづつ距離は離れ、フィードエリアに差し掛かる頃には20秒と離れた。

何とかその差を抑えつつ、18位から17位とランクイン。フィードを終えたスコットクルー全員の激励が飛び交う。もう無理なんて通用しない。力ある限り走り、そのままハイタッチと共にゴールした。
来シーズンに向けた取り組みが見えた後半戦は、満足が出来る結果とは言えないが、一歩抜け出た先が見える結果の走りをすることができた。最終戦を残してここで終えることも名残惜しい気もするが、しっかり来シーズンを見据えて取り組んでいきたいと思います。マウンテンバイクシーズンは終了して、今シーズンも沢山の応援ありがとうございました!これからスポット参戦にてシクロクロスに突入します。応援ありがとうございました。
TEAM SCOTT 松本駿

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