2016年6月13日月曜日

J2妙高レースレポート

©Hiroyuki Miyata

期日:2016年6月12日 会場:新潟県妙高市妙高杉野原スキー場
天候:晴れ 気温 30度 コース状況:締まった路面
距離:3.5km x 8Laps=28km

機材
バイク:SCOTT/スケール RC700 2016 メインコンポーネント:SHIMANO/XTRDi2 ホイール:(F)Easton Heist15x110 (R)SHIMANO/XTRカーボン
ハンドル、ステム、サドル、シートポスト:Syncros/FL1.0  グリップ:Ergon GE1Slim
サスペンション:FOX RACING SHOX /(F)32 Step-Cast 27.5 100mm CTD ADJ 1.5"taper (55pslサグ値20%)Kabolt15x110Boost コンプレッション+2 ファーム+2 (体重62kg) 
タイヤ:IRC TIRE/MYTHOSXC TUBELESS READY 27.5 x 2.25(1.4bar)
ヘルメット:SCOTT/ Vanish EVO2 /RCYellow
サングラス:OAKLEY /JAWBREAKER Lens/PrizmTrail 
バイクジャージ:WAVE ONE/レジェフィット
シューズ:Shimano/SH-XC90,CustomFit
チェーンオイル: Finish line/Ceramic Wax Lube&Wet Lube
サプリメント:Grico/Powerproduction
(レース前:エキストラバナーワンセコンドHCA CCDドリンク
(レース中:クエン酸&BCAACCDドリンク、ワンセコンドライチ
(レース後:エキストラアミノアッシド /PROSPECグルタミン/ゴールデンタイムプロテイン/ジョイントプラス
Powerber/Powerbar チョコレートフレーバー PowerGel トロピカルフルーツ Gel Blasts レモン( レース前後)
ウォームアップ:Feedbacksports portableTrainer
結果:7位 タイム1時間25分27秒(トップ差3分34秒)

昨年の今大会は、見送ったために初参戦。また、今季は9月にJ1大会が開催されるプレ大会にあたり、連戦による締めくくりで、全日本選手権にむけてもコンディションを確認しておきたい位置に値する大会だった。コースはゲレンデをメインとして、程よい斜面と現状の起伏を使ってバランスよく上り下りがレイアウトされ、スピードを出せる区間も多い。また、森のシングルも後半に位置して幅広く設定されたコースは、体力とテクニックを試される。失速する区間の繋ぎチェックと、ギア比などをポイントにコースを試走した。当日は早めに現地へと到着して、前のレースのラップタイムや前夜に降った雨の影響をチェック。ユースでも11分弱だったため周回が短いのと森のシングルは影響ないので、ハイスピードが予想された。じっくりとウォームアップ時間をとりつつ、ポータブルローラーで低負荷から始め、実走で小刻みなダッシュを繰り返し、トルクを仕上げてゆく。
スタートは左寄りの2列目。アスファルトから右にコーナーとなるため、他の選手の様子を伺うように整列。少しダッシュをやりすぎた感のある足は、不安に引き寄せられるが気にする事はない。思いっきり行こう!忘れかけているレース感は整ってきていたから、自信はあった。緊迫したスタート合図までの時間は、咳払いでチャチャを入れて気を紛らわす。30秒より呼吸を合わせ、ぴったりに飛び出した。スムーズにすり抜け、先頭の追うものは右から飛び出してくる。
©Hiroyuki Miyata


©Hiroyuki Miyata

位置取りを気にしつつ、縦に引き伸ばされる先頭集団に。
©Hidehiro Itou


©Hidehiro Itou
丁寧に走ろうとするがために、無駄にブレーキングが多い自分の癖。裏目に出るように離されては、無駄にペダリングで消耗している。折り返して長い登りは、一歩遅れる形で第2集団での展開となっていた。
©Hidehiro Itou
自分のリズムを整えながら現状をキープする。コースが広い分、接戦でも余力を残す事なく出し切れて全開走行が出来る。
©Hidehiro Itou
©Hidehiro Itou

次第に追いついてきたジュニアの選手。積極的に先行したり、逆にこちらが差し込んだりとペースを上げる事に成功。今一歩ギア比を上げたいところだが、タイミングを見て様子を伺った。隙あらば抜く!フラフラに追い込んで、手元がフラつき危ないなー何て思っていたら、前の選手が転倒でうずくまる。彼らも同じ状況なのだ。

©Hidehiro Itou
©Hidehiro Itou 
©Hidehiro Itou 
©Hidehiro Itou

チームのクルーも3個の欲張り作戦。真っ直ぐに上るとキツイので、ギリギリからライン変更して給水ボトル、かけ水、ジェルを補給。登坂で苦しいので絶妙になるが、普段からいる家族から受け取る事は、とてもスムーズだ。

暑さから冷却する事で一気にリセットされた身体は、羽が生えたようにスピードを上げられる。見えなかったライダーが見え隠れし、同じラインで走れるようにと呼吸を整え、ペダルを止める区間をなるべく少なくするように心がけた。
©Hidehiro Itou 
©Hidehiro Itou
8周回のカウントを見失いそうなレースも残り2周。自分の刻むラップタイムはさほど乱れる事なく進むが、前に追いつけそうで追いつけずにいた。また、調子の悪い時は手がしびれたり、腕が上がったり、腰が痛くなったりと身体のダメージも多かったが、サスのベストなセッテイングで腕がカバーされ、荒れた路面が少ないために低圧にしたタイヤがクッション性を持たせられたお陰で、まだペースは上げられる。6位を走る佐藤選手まで20秒。その前も集団で進んでいる情報を知り、ペースを上げた。

まだまだ、遠慮がちなペースに煽りをかけて、スピードを上げる。あと一歩で追いつく位置なので、何としてでも追いつきたい。残り1周。周囲は誰もいないが、直ぐ目の前に見える。焦りが出てくるが冷静にまとめ、そのままゴールとなった。

全日本までの残された期間への課題が明確に見え、少しずつ自分の改善が確認できた大会となりました。しっかりと目標を立てて走りたいと思います。
応援ありがとうございました。
チームスコット 松本駿

大会関連サイト:http://j.dynoco.jp
オフィシャルブログ:http://teamscottjapan.blogspot.jp
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