2016年9月8日木曜日

中国シクロクロスレースレポート

中国シクロクロスレースレポート
期日:2016年8月31日と9月4日 会場:中国北京
天候:晴れ 気温 32度 コース状況:ドライ
機材
バイク:SCOTT/アディクトCX 
メインコンポーネント:SHIMANO/Di2  
ハンドル、ステム、サドル、シートポスト:Syncros
タイヤ:(F)IRC Serac CX TUBELESS 700x 32C(35psl)(R)IRC Serac CX SAND TUBELESS 700x32C(40psl)
ヘルメット:スコット/セントリックプラス
サングラス:OAKLEY /Rader EV Lens/Prizm Trail
バイクジャージ:WAVE ONE/レジェフィット
シューズ:Shimano/SH-XC90,CustomFit
チェーンオイル:Finish line/Ceramic Wax Lube&Wet Lube
サプリメント:Grico/Powerproduction (レース前:エキストラバナー、ワンセコンドHCA
(レース後:エキストラアミノアッシド、PROSPECグルタミン、ゴールデンタイムプロテイン、ジョイントプラス

PowerGel トロピカルフルーツ、レモン( レース前後)

大会サイト:
リザルト:
結果:一戦42位、2戦39位


2度目の中国遠征となる今年。1発目の会場は同じでコースレイアウトもほぼ同じだった。決戦日が近づくにつれて、コースは埃が舞うようになり凸凹も激しくなって来た。一箇所だけは水が噴き出すようにながれているが、問題無い泥だった。全体的に平坦ながらも、コーナーの立ち上がりや加速の繋げ方が重要視するコースで、担ぎはスタートからスピードに乗った所に土手登り階段が2連続。奥の折り返しからピットエリアにフライオーバーがある。スピードを失速させないように下り、登り返しが一箇所急に軽いギアに変速ポイントがあり、テクニックが微妙に必要だ。昨年度のレース感覚を思い出しながら、コーストレーニングをレースのアップまで繰り返した。
UCIクラス1レースでポイントも高い。せっかくなら1ポイントでも取りたいところだが、そう簡単では無い事はスタート最後尾から並ぶ事からも容易に感じていた。ゼッケン順にスタートコールされ、59番は最終コールでは無いが、最後尾の列。とにかくスタートから積極的に前に行けるように集中していた。
30秒前カウントから、いきなり15秒前でスタートした。まー海外だからよくある事だ。当然ながら最後尾スタートなのでワンテンポ遅れで流れを見て加速する。直線からS字と階段、タイミング良くすり抜けるように40位まで上がった。狭い区間は一瞬で、2人くらいずつ追い付いては抜き、呼吸は上がり過ぎな感じは無くて、少しずつ順位を上げ30位くらいまで上がった。もう直ぐ3周を終えるか?そんな時にトラブルは起きてしまった。他選手との接触で変速がフリーズ。変速トラブルに見舞われた。しかもスペアバイクも無いため、その場対処しかない。焦りながらもリセットボタンを押し、数回のクリックで辛うじて復帰。しかしながら、走りのリズムを崩してトレースラインもミス。チェーンが外れトラブルの再ストップ。流れを修正できないままでいた。それでもレースの感覚だけをキープして、次に繋げられるようと走るしか方法は無く、敢え無く80%ポイントで40分のレースで終了。もどかしい形でレースを終えた。

続く2戦目。バイク梱包と荷造りしてホテルをバス移動。空港の反対側に位置する場所に移動し、豪勢なホテルでリラックス。豪勢なホテルだけにレースと言う感覚を感じないくらいで、食事はレベルアップして、大好きなコーヒーは以前の滞在ホテルが美味かったのが総合評価を下げて残念だった。
さて、話は逸れてしまったが早速コースチェックへ。スタートからスピードに乗ると2段の登坂、3人程の並走できる連続するコーナーが続き、行きと帰りがすれ違うフライオーバー。次は2列走行のスイッチバックと低めの階段、トドメには渦が巻いているようなコーナーが連続するレイアウトだった。この大会だけに作られたコースは業者が手がけているし、投資もされているが参考になる点も多々あった。この事は、他で触れたいと思う。
スタートは前回のリザルトが採用され、42番目コール。9列のうちで6列目に配置してスタートを待ち構えた。
入り組んだコーナーを少しでも前に。パッシングポイントとなる箇所を気にしながら進まなければならない。前回より暑い気温も集中を妨げる要因ではあるので、水分補給やスタート前はかけ水で気にしながらレースを進めた。混戦のスタートから隙を見て加速する。でも、なかなか前に進めず水平線。前のライダーがフカフカの路面にタイヤを取られ落車ストップ。それが3度も避けきれずにあっという間に最後尾まで下がっていた。もどかしくも、再び集中して走りを進める。アウトラインから加速してパスして順位を上げる。曲がるのが苦手なライダーを詰め寄り、積極的にレースを進めた。少しずつではあるが、40位前後まで位置し再び80%ルールで足切りゴールとなった。
この2戦は、昨年度よりも走れている実感と接戦になった忘れかけている物を取り戻せたレースだった。そして、様々な同行スタッフに助けられてレースを走れた事も大事な収穫でした。
再び、マウンテンバイクにスイッチして、今年のシクロクロスもスポット参戦します。沢山の応援、サポート、ありがとうございました。

チームスコット 松本駿

大会関連サイト:
大会リザルト:
Facebookファンページ:TEAM SCOTT JAPAN

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