2017年5月22日月曜日

セルフディスカバリー王滝100kmレースレポート

日:2017年5月21日 会場:長野県木曽郡王滝村
天候:晴れ 気温30度 コース状況:ドライ 距離:100km
機材
バイク:SCOTT/スケール RC700 2017 メインコンポーネント:SHIMANO/XTRDi2 ホイール:SHIMANO/XTR
カーボンハンドル、ステム、サドル、シートポスト:Syncros/FL1.0
グリップ:Ergon GE1Slim
サスペンション:FOX32FloatPerformanceEliteAirFit4 15x110boost100mm travel(50psl)
コンプレッション+1
タイヤ:IRCタイヤ/ミブロマラソン27.5x2.25(1.5bar)
ヘルメット:SCOTT/ CENTRIC PLUS2017 /BLACK RCYellow
サングラス:OAKLEY /Jawbreaker Lens/gray
バイクジャージ:WAVE ONE/レジェフィット
シューズ:Shimano/SH-XC9
チェーンオイル: Finish line/Ceramic Wax Lube&Wet Lube
サプリメント:Grico/Powerproduction (レース前:エキストラバナーワンセコンドHCA(レース中:クエン酸&BCAAワンセコンドライチ(レース後:エキストラアミノアッシド /PROSPECグルタミン/ゴールデンタイムプロテイン/ジョイントプラスPowerber/Powerbar banana PowerGel トロピカルフルーツ (レース中)
Powerber/PowerBar Energize ベリー PowerGel Shots オレンジ エナシャイズワッフル(ベリーヨーグルト)プロテインプラス・チョコレート( レース前後)

装備品:
TOPEAK/mini10 ユニバーサルチェーンツール /レスキューボックス/MtロケットCBTマスターブラスター/ファストフューエルトライバック/ウエッジドライバックS

結果:3位 4:46:29

マウンテンバイクシーズンもトップシーズンに突入して、毎週末レースを迎えるようになっていた流れとなり身体のリカバリーに要する時間も多く取り入れるようになっていた。一週間のタイムリミット付きの月曜日は筋肉痛で始まり、リセットされたのは金曜日。前日の会場までの道のりで練習を行い最終調整。ギリギリだったがドンピシャでいい状態で身体を研ぎ澄ますことができた。





一方でのバイク準備も余念がない。登坂が多くなる春大会は、軽量とボトルが2本持てるということでもリジットをチョイス。多少のリスクを背負い身体の軽減を狙って、タイヤ空気圧は低めの1.5Barで、振動吸収性の高いミブロマラソンをセット。フロントサスもフルサスバイクからスペックのグレードダウンになるけれど80mmから100mmストロークを入れ替え、50pslに調整。バック類を各所にセットして、パワージェル、チューブ2本、ポンプ、レスキューボックスにパッチとチェーンピン。チェーンカッター、マルチツールを入れる。ポケットにはチェーンオイル、パワージェルの全種類とワンセコンド、給水した時用のクエン酸&BCAAの粉を忍ばせた。


今回テストの品にはコンパクトなサドルバック。しかし、チューブ一本しか入れられず、今回レースでは未使用ですが、練習には使い勝手が良さげ。





当日の現地は朝は寒くて、吐く息が少し白い。準備したライトの出番はなかったが、軽く身体の確認の為に走ってみると寒くて身体は動かない。おまけに手がかじかむ感でレインウエアとバギーパンツを持ってきた甲斐があって時間までを過ごした。

パレード走行からレースはスタート。予想気温が高いために前半戦でタイムを稼ぎ、42kmと同じ走行になって避けるライダーをなすべく少なくしたい。そんな作戦もあって初めから勢い良く走り出す。苦しいどころか余裕の感じで、チームメイトの山内選手もすぐ後ろについているので練習と変わらないルーティーンで進んでいた。登坂となり更にペースを上げる。”今日はイケル!”という確信でレースペースを自分の展開に持ってゆく。宮津選手と岡本選手に振り絞られ、最初の頂上では宮津選手と一騎打ちとなった。

第一チェックポイントは1時間45分昨年のトップタイムよりも2分ほど早い記録で順調に進んでいる。度重なるバトルで並走やローテーション、下り区間で抜き返して何とか独走へと持っていきたいが中々そうは行かなかった。登坂で特に得意とする反面で下りが優位かと思えるが、今日の自分は全く別人。登坂でも追い抜き、時にはリードした。離されたときもあったが直ぐに追いつく。ビクトリーロードを進めているワクワクするレース展開は久々だった。

勝負が決まり始めるのは、第2チェックポイント手前の50kmを走りすぎたところ。補給を取ろうとポケットに手を差し伸べると一つジェルを落としてしまい、ハンドルからヘッドの緩みを感じ取られると同時にチェーンオイルが切れ始めてきていることを感じる。集中力が途絶えてしまうと同時に一気にペースダウン。気持ちは少し持ち直すが第2チェックポイントでは5分のタイム差が付いていた。

次第に照り返しの強くなる日差しと、気温も一気に上昇してきている。と、ここで脚の攣りかけを感じて再びペースダウン。筋を痛めてしまっては連戦ができないという危機感で、ネガティブに気持ちが折れ始めた・・・・。

それでも何とか走りながら2位をキープ。42kmルートと混走で第3チェックポイントを通過。写真を撮る選手が多いがあまりに接触事故になる寸前でヒヤヒヤながら通過して、ゆるい斜度に何とかペースを上げ始めた。最後の林道分岐手前で、岡本選手に追いつかれ3位へ後退。既にペースを維持することで精一杯だが、相手もそれほど速くはない。何とか最後に追いつこうと奮闘するも1分半追いつかずゴールした。





長距離レースは8月のアド富士までお預けとなり、再び今週末はホームコース富士見での大会となります。
王滝での会場では多くの方々にお声がけいただき、ありがとうございました。



TEAM SCOTT 松本駿


大会関連サイト:http://www.powersports.co.jp/sda/17_otaki_bike_5/index.htm
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2 件のコメント:

  1. 惜しくも3位でしたが次に繋がりますよ。
    自分は今回ダメダメでしたが、マシュンの励ましが力になり完走できました。ありがとう。
    次のレースも体調整えて頑張りましょう!
    お疲れさまでした。

    イワキ

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  2. イワキさん
    天気が良かっただけに、暑さが試練となりましたね。また会場でおあいしましょう!

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